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橋が完成するとカンボジアの何が変わるのか?(ネアックルン橋梁)

こんにちは

Nakano Trading International Inc.

三原です。

 

2010年6月から着工を開始した

日本のカンボジアにおける一大プロジェクト

「ネアックルン橋梁建設計画」

が今年2015年の4月に完成を予定しています。

 

それでは、ネアックルン橋梁が完成する事で、カンボジアの何が変わるのでしょうか?

まず、下図をご覧下さい。

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日本経済新聞(2010年11月9日)
http://www.nikkei.com/news/article/g=969599969381959FE2EAE2E0838DE2EAE3E3E0E2E3E29494E3E2E2E2
写真出典:同上

 

南アジアの物流を担い、タイ、カンボジア、ベトナムを繋ぐ

南部経済回廊

カンボジア、プノンペンは南部経済回廊の物流ルートのハブになっています。

しかし、現状カンボジアからベトナムに繋がる国道1号線がメコン川により分断されています。

そのためメコン河の渡河手段はフェリーとなっており、

繁忙期には最大7時間程の待ち時間が発生しています。

そこで、ネアックルン橋梁が完成すると国道1号線が道路で繋がる事になり、

南部経済回廊を通じた物流・交通・交流などが円滑になります。

橋の完成がカンボジア国内のみならず、メコン地域全体の経済発展が期待されています。

 

そして、この物流ルートが機能する事によりモノの輸送日数が大幅に減少するだけでなく、

そのハブ都市となるプノンペンや周辺地域がひいてはカンボジア全体が発展していく可能性が大きいのです。

 

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この物流の発展に日本が貢献できることは、日本人として嬉しい限りです。