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通貨からも分かる親日の国カンボジア

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こんにちは

NAKANO TRADING INTERNATIONAL Inc.

三原です。

海外に行かれるときその国の通貨が何なのか気になる所だと思います。

カンボジアではリエルという通貨があります。

しかし、ほとんどの決済が米ドルで行われています。

面白いのが、買い物時に米ドルで支払い、おつりが1米ドル未満の場合はリエルで戻ってくるという感じです。

ちなみに、1ドル=約4,000リエル(2015年1月現在)です。

なぜ、カンボジアでリエルではなく米ドルが使われるのか?

このサイトがとても分かりやすく書かれていたのでご参考までに。

カンボジアでドルが使われる理由とメリット | カンボジアの生活情報!地味だけど大事なこと。

 

そんな、カンボジアで少し存在感が薄いリエルですが、リエルと日本の深い関係について。

本記事トップにもある500リエル紙幣の表は、カンボジアの世界遺産アンコールワットが印刷されています。

では、500リエルの裏に印刷されているこの橋はなんだと思われますか?

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ここにカンボジアと日本の絆が確かに刻まれています。

橋の名前はその名も「きずな橋」

カンボジアの国土を分断するメコン川を繋いだ初めての橋です。

きずな橋ができるまでは、メコン川をフェリーで往復していたそうで、

待ち時間の長時間化など物流のボトルネックとなっていました。

そこで、きずな橋が日本政府無償資金協力という形で1997年から建設を開始し2001年に開通されました。

これにより、農作物の産地として重要な東北地方と首都プノンペンとの交通事情が大幅に改善されたのです。

その感謝の意も込められて500リエル札、しかもアンコールワットの裏に印刷されたのです。

カンボジア政府の粋な計らいと「きずな橋」というネーミング。

日本人として嬉しいですよね。

日本がカンボジアに貢献できたこともとても嬉しく思います。

そして、カンボジアが親日なのも先人の方々のお陰だと改めて感じさせて頂きました。