都市部の住居の特徴は「うなぎの寝床」
おはようございます。
NAKANO TRADING INTERNATIONAL Inc.
三原です。
カンボジアの農村では、住居は床が2mくらいの高さに作られている高床式の住居が一般的です。
▼木造からコンクリートまで様々な高床式住居
高床式の利点としては、雨期に洪水が多いカンボジアにおいて家に水が浸からない。風通しが良いなどがあげられます。
都市部プノンペンの住居はどうかという
「ロベーン」
というアパート形式の建物を良く目にします。
平屋や、3階建て、他にも都市部住居の特徴として最初は平屋だったものを上へ上へ増築している住居も有あります。ですので、下の写真のような増築しやすいように鉄筋が建物の外にはみ出したままという住居も沢山あります。
▼住居によっては3階を増築したりとバラバラです。
ロベーンの広さは
間口が4,5mで奥行きが約20mぐらいが一般的です。
弊社事務所も同じような間取りです。
正面から入った一番大きなフロアは居間として使いますが、床には綺麗なタイルや大理石を敷いてあり車の有るお家はそのまま車庫にしてしまいます。
セキュリティも高く、ガラス扉の更に外に蛇腹式の鉄のスライドシャッターがあります。
プノンペン中心部に有る外国人向けのコンドミニアムは日本人が想像するマンションのような間取りになっていますが、カンボジアの現地の人々はこのような住居に住んでいます。
今のロベーンはテラスハウス型で1階から上階まで内階段を付けたものが人気です。
縦割りのため、一軒家よりも割安で土地がついているという満足感を得られるというのが人気の秘密だと思います。
土地の視察に訪れても更地で住居用に売り出している土地の売り方も、どこに行っても下の看板のように約5m×約20mくらいに分割され販売されています。
▼下の土地は5m×21mです。
▼5m×26m
▼5×28m
まさに縦長の「うなぎの寝床」と言った感じでしょうか。