カンボジアのスズメは大変だと思う。
こんにちは。
NAKANO TRADING INTERNATIONAL Inc.
三原です。
カンボジアでは、お寺でまたは、お祭りの時に見られる光景があります。
それがこれ。
かごの中に鳥が沢山います。
このかごの中の鳥はスズメです。
ちょっと気持ち悪いくらい、かごの中にうじゃうじゃ。
川沿いの公園では、至る所でこのような光景を見る事が出来ます。
何のために、こんなに大量のスズメが!?
カンボジアの人は鳥を食べるのが好きなので、食用でしょうか?
それとも、観賞用でしょうか?
ただ、購入された方はそのスズメを逃がしています。
そして、スズメを逃がす前には手の中にいるスズメを握りしめ、何かお祈りをされています。
▼スズメを握って何かお祈りしています。
これは何をしているのかと言うと、
儀式の一種で、捕まった鳥を逃がすと徳が積めると言う事なんです。
多くの方が、スズメを購入され逃がしていました。
(他にもツバメとか。値段がスズメより高いのでより徳が積めるとか。。。)
▼祈り終わったら、スズメを天に放します。
▼スズメ達に願いを込めて。
▼スズメが見えなくなるまで。何をお祈りされたのでしょうか。
しかし、これを商売にされた人は凄いですね。
町中にいるスズメを捕まえてきて、1ドルで売る。そして、また捕まえてくる。
仕入がタダ。かつスズメはまた戻ってくるので、ぼろ儲けですよね。
儀式ということなので、こんな事言うと怒られるかもしれませんが。。。
それにしても、町中にいるスズメは捕まったり、放されたり大変ですよね。
僕がスズメなら
「どないやねん!」
と思わずツッコミ入れたくなっちゃいます。
カンボジアにお越しの際は、一度やられてみても良いかもしれません。