雑誌「プレジデント」にも掲載された全世界共通の「仏教の日」が今年から制定されたのご存知ですか?【3rd】
おはようございます。
NAKANO TRADING INTERNATIONAL Inc.
三原です。
今回で3回目
過去2回分をまだご覧になられて無い方は是非そちらからご覧下さい。
“雑誌「プレジデント」にも掲載された全世界共通の「仏教の日」が今年から制定されたのご存知ですか?【序章】”
“雑誌「プレジデント」にも掲載された全世界共通の「仏教の日」が今年から制定されたのご存知ですか?【2nd】”
いよいよメインイベントの
「灌頂式(かんじょうしき)」
その前に
「灌仏式(かんぶつしき)」
があります。
灌仏式とは
お釈迦様の誕生仏にお水をかけて供養すること。
様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)を作って、その中に灌仏桶を置き、甘茶を満たす。誕生仏の像をその中央に安置し、柄杓で像に甘茶をかけて祝う。(Wikipediaより)
▼誕生仏のイメージ
これが正式な参拝方法とのこと。
そして、柄杓(ひしゃく)で誕生物にかけるお水が今回凄いんです。
麝香(じゃこう)というのはお聞きなった事は有りますか?
麝香(じゃこう)は雄のジャコウジカの腹部にある香嚢(ジャコウ腺)から得られる分泌物を乾燥した香料、生薬の一種である。(Wikipediaより)
ただ、現在ではワシントン条約によりジャコウジカは絶滅危惧種に指定されており麝香はとれません。
そのため、一番新しい麝香(じゃこう)でも40年前のもの。
なんと1kgで800万円で取引されているとのことです。
灌仏式、灌頂式にはその麝香を含めた11種類の香料で浸した水を使っているとのことでした。
3度ほど誕生仏にお水をおかけし、本堂へ。
本堂の中はこれでもか!というくらい、きらびやかで柱や壁の細工は圧巻でした。
写真が有れば良かったのですが、本堂は撮影禁止と言う事でお見せできないのが残念です。
▼イメージでパンフレットの写真をどうぞ。
本堂には41ヶ国1地域から奉納された釈迦如来蔵が安置されています。
いよいよ
灌頂式です。
灌仏式と灌頂式は
「仏説浴像功徳経」の一説で
“我今爲汝説浴像法。諸供養中最爲殊勝。(この浴像の法は、供養の中でも最も勝れたものである)”
“其浴像者。各取少許洗像之水。
置自頭上・・・以爲供養。(その浴像した水を取って、頭上にいただくが良い)”
と言うものから来ています。
そして、この両式を行うと
莫大な功徳がある。
と言われていて、これが人生最大の困難を取り除く事が出来ると言う事なんです。
灌仏式は終りましたので、
次は灌頂式
本堂で並びいよいよ私の順番に。
荷物を下に置き、合掌します。
そうするとお坊さんが先ほどの麝香の成分が入ったお水を紙に浸し、その紙をおでこに当ててくれました。
その間10秒くらいでしょうか?
ただ、おでこに紙を当てているだけだったのですが、エネルギーなのか後ろに倒れそうになりました。
▼灌頂式(かんじょうしき)イメージ
この式が終った後、これは私の思い込みかもしれませんが目に見える世界がとても綺麗で清々しく見えました。
世界で初めての「仏教の日」に参加できた事は奇跡的な偶然の積み重ねによるもので何か導かれたような、誘って頂いた赤尾君、じゅんこさん、千春ちゃん、りさちゃんありがとうございました。
最後にカンボジアでのご縁を更に感じる事実を知るのでした。
これはまた次回です。